【コラム】自分で自分を占うのはダメ?

コラム・質問集

自分で自分を占ってもいいの?

自分で自分を占うのはダメだと聞いたのですが、本当ですか?

インターネットで「自分で自分を占ってはいけない」という文を見かけたり、ウワサを聞いたりした方からの質問です。

通常、自分で自分を占うことをせずに占いの勉強をするのは不可能ですから、この質問は『ちょっと練習したり、朝の1枚引きリーディングを楽しんだりするのではなく、本気のガチで自分を占うのはダメらしい』という意味なのだろうと思います。

自分のことでしたら検証もしやすいですし、特にタロットは気軽に始めやすい占術ですから、自分のことを占わないのはもったいないですね。

 

占いは自分の心と向き合えるツールなので、自分で自分を占ってOK!
占うときの主語は自分にしましょう。
(例)
「私が○○を成功させるためのアドバイスをください」
「明日、私が友人と素晴らしい一日を過ごすためのヒントをください」

 

ただ、3つの注意点例外がひとつあります。

注意その1:占い結果を客観視することが難しい

自分のことは「こうなってほしい」「こうであるはずだ」という希望、思い入れ、思い込み、先入観があるため、リーディングが甘くなったり厳しくなったりする可能性があります。

そのまま素直に読むことができず、変に裏を読んだり、無理やり良い意味を見出そうとしたりしてしまうのです。

理想の結果や悲観的な気持ちを投影することなく、客観的にリーディングができるようにノートに書きこんだり、検証したりするなどの工夫をしてみましょう。

 

タロットカードが私たちを幸せにすることもありませんし、不幸にすることもありませんのでご安心ください。カードを通して、新しい視点を獲得するイメージを持ちましょう。

 

注意その2:自己認知の歪みを修正する人の不在

占い師も、クライアントへのヒアリングとリーディングを重ねていくうちに「あれ?もしかして事実誤認や自己認知の歪みがあるかもしれない」と思うことがあります。

親子や夫婦、恋人、友達と鑑定に来られたときによく見るシーンなのですが、

相談者:こんなことで悩んでいます

私:なるほど。そもそもなぜ、そこまでこじれてしまったのでしょうか?

相談者:それは相手の人が○○○だからです。

お連れの方:えっ?そうじゃないでしょ。あなたが×××だからよ!

みなさんも、相談者の立場もお連れのほうの立場も、どちらも経験されたことがあるのではないでしょうか。

 

(例)
ママ友グループに入るきっかけを作ってくれたママ友・Aさんに感謝している相談者さん。しかし、数カ月ほど経ってみると、そのAさんが私の陰口を言って仲間外れにするよう働きかけているらしい……

このような相談の場合、相談者さんは「とても良くしてくれたんです」「きっと本当は良い方なんです」と何度も言うんですね。

しかし、それはそれ。これはこれ。過去は過去。今は今。
状況として嫌がらせをされているのは事実なのですから、現状を受け入れたほうが対応しやすいのです。

ところが、自分ひとりで占っていると(注意その1に書いたように、自分を客観視しにくいこともあって)、事実の棚卸がうまくできなかったり、顕在的な感情のもっと奥にある本音に気づきにくかったりするものです。

注意その3:自分で自分を占うときのタブー(禁忌)

占いの結果に納得できなくて何度も同じ質問でカードを引く方がいますが、これはやってはいけません。

ねぇねぇ、今度の休みに遊園地に行こうよ

え?家でまったり映画観たり、近くのカフェに行ったりしてのんびりしたいよ

私の期待していた答えじゃない。もう私のこと好きじゃなくなったんでしょ

なんでそうなるんだよ!わかったよ、行けばいいんだろ!

なによ、それ。さっきと違うじゃない。

……もうヤダ

何度も同じことを占うということは、こういうこと↑なのです。

NG:最初のカードがあまり良くなかったので、不安になってまたやり直してしまう。
→不安をどう解決していくかについて占ってみましょう。
NG:最初のカードは良かったのだけれど、本当にそれでいいのか不安になってまたやり直してしまう。
→次回からは対処についてのカードも引きましょう。
NG:どう読んでいいのか分からないので、またやり直してみたい。
→占的(せんてき)、つまり占う目的(誰が、何について、どんなことを占いたいのか)を明確にしましょう。

 

同じテーマについて再度占いたいときは、一度目の結果を受けてなんらかの行動を起こしてから。あるいは、環境に変化があったら占います。

 

自分で自分を占えない?“例外”編

実は、自分を占うことに向いていない方が僅かですがいらっしゃいます。

それは「念が強い人」「引き寄せる力が強い人」です。 

ご自分やご家族の深刻な悩みを占うと非常に良い占い結果ばかりを出してしまう方を数人知っています。いわゆる霊感といいますか、サイキックと言ってもいいと思う引きの強さを持っています。

どう考えても、この状況で、こんなに素晴らしいカードばかりが出るのはあまりにも不自然だな…。

やっぱり、占いの結果と実際の結果が合っていなかった。占いの結果を見たときにも、現実とは合わない良すぎるカードに違和感があったんだ。

もし、このようなことが続くようでしたら、自分や家族のちょっと真剣なお悩みはプロにお任せし、あまり気持ちが入りすぎない内容を占うようにしてみてください。

 

1、タロット占いの結果がそのまま現実になるわけではありません。タロットは視野を広げる「翼」です。

2、タロットに答えや正解を求めるのではなく、“内なる自分”との対話の時間を通して感じた“違和感”や“納得感”を大事にしてください。

3、セルフリーディングは希望という名の眼鏡不安という名の眼鏡がかかってしまいがちです。引いたカードに一喜一憂せずに、気づきや実際の結果をノートにメモしておきましょう。

タブー(禁忌)について

自分で自分を占う場合も、家族や友人占う場合もいくつかのタブー(禁忌)があります。

病気やケガ、体調不良に関すること、寿命、妊娠などについて占ってはいけません。心身のことは医師に相談、診察を受けてください。株をはじめとする投資について、また、受験や試験の合否なども占わないでください。占いではなく専門家を訪ねましょう。

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